サポナリア
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学名=Saponaria officinalis
別名=ソープワート、サボンソウ
科名=ナデシコ科
原産地=ヨーロッパ
利用法=洗剤など
ハーブの特徴
明治初年くらいに日本に入ってきた植物で、ラテン語の石鹸という意味の”Sapo”から”サポナリア”と伝えられています。
楕円形の形をしたつやのある葉と香りある薄いピンク色の美しい花を、夏ごろから秋の間に咲き続けていきます。
草全体にサポニンを含んでいるので、水に溶けると泡が立ち石鹸と同じように利用することが出来ますが、内服できないので絶対に口に入れないようにしてください
乾燥させた根を小さく刻んで煎じたものは、湿疹や腫れものの患部を洗い流すことに使われます。
育て方のポイント
丈夫で育てやすい植物なので、日の当たる水はけのよい場所であれば土質にこだわることなく育てることが出来ます。
やや湿気分を含んだ土を好みますが、広がって生長しすぎてしまうので、やや乾燥気味で育てていく方が広がり過ぎないので良いかも知れません。
秋の初め頃に種を蒔くか、株分けする場合は春か秋の終わりごろまでに行ないます。花が咲き終わった後に一度刈り込んでおくと、再度花を楽しむことが出来ます。