タラノメ
タラの芽
たらの芽
-
タラノメ
学名=Aralia elata
緑黄色野菜
科名=ウコギ科
原産地=日本
野菜の特徴
昔から高級食材として扱われ、山菜の王様と呼ばれるくらい香りがよく、かすかな苦味と甘みが特徴の野菜です。
最近では栽培されているものが増えてきましたが、天然ものの香りの高さにはかなわないので、出来ることなら天然ものを手に入れてください。
栄養成分としては、カリウムが豊富に含まれているので、高血圧やむくみ予防に効果があるほか、血糖値を下げる働きもあります。
利用法として、天ぷらはもちろんのこと、生のまま炭火で焼いたり、塩ゆでしたものを味噌和えや酢みそ和え、おひたしなどで美味しく食べることが出来ます。
育て方のポイント
春のはじめ頃、芽ぐむ前に掘りあげた根を15cmくらいの長さに切っておきます。
種根を植えつける場所に、10cmくらいの間隔で根を置いていき、土でしっかりと覆っていきます
春になって芽が出てきたものを苗木として、株の間が50cmくらいの間隔になるように植えつけてきます。
大きく生長してくるので、大きい芽を2つくらい残し切りつめていきます。
しっかりと剪定して、余計な枝を出させないようにしてください。
直径が3cmくらいに生長したものから枝を切って、15cmくらいの長さに揃えるように切りなおしたら、水につけておきます。
排水孔をあけた発泡スチロールなどの箱に斜めに立てかけるようにして穂木をつめていき、十分に灌水してください。
ビニールハウスなどに箱を入れておき、新芽が出て開かないうちに切り取って収穫していきます。