パセリ
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学名=Petroselinum crispum
別名=パースリ、オランダゼリ
科名=セリ科
原産地=地中海沿岸、アルジェリア
利用法=食用、飲用、薬用など
ハーブの特徴
古代ギリシャの頃から料理や薬として使われてきた、ビタミンAやビタミンC、鉄分などのミネラル分が豊富に含まれる植物です。
縮れた葉の”カールドパセリ”は、お店や料理などのつけあわせでよく見かけるもので、香りが強く平らな葉を持ち丈夫なものが、”イタリアンパセリ”です。
春ごろに小さな花を、傘のようにして咲かせる姿も見事なのですが、株が弱くなってしまいます。
生の葉は、チキンや卵料理などに使い、刻んだものはバターやチーズなどに混ぜこんで使います。
葉の浸出液は、お茶にして飲めば、全身の強壮や食欲増進の作用があります。
乾燥すると香りが失われてしまうので、保存する場合は冷凍してください。
育て方のポイント
日の当たるか半日陰になる水もちのよい肥沃な土の場所を選び、よく耕しておきます。移植を嫌がる植物なので、直まきできない場合は、ポット鉢などで苗に育ててから植えつけると良いでしょう。
室内でも育てることが出来るので、場所がとれない場合は、鉢植えで育てても良いでしょう。本葉が出てきたら、株の間を25cmくらいの間隔で間引くようにしてください。
高温多湿に弱く、夏場の強い日差しでは生長が悪くなってしまうので出来るだけ涼しい場所で乾燥させすぎないように気をつけてください。
水をあげる場合は、葉に水がかからないようにしてください。
冬場は、株元にワラや落ち葉などを敷いてマルチングするなどして、防寒してください。