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フェンネル

 

ハーブの特徴

古代ギリシャやローマの頃から食用として育てられ使われていた植物で、草全体にはさわかな甘い香りがあります。

羽のように裂けた細かい緑色の葉を持ち、夏の初めから夏の間にかけて小さな黄色い花を咲かせていきます。

葉は細かく刻んで、若い茎と一緒にサラダや魚料理などに使います。

種から浸出したお茶は、消化促進や便秘などに効果があります。

育て方のポイント

密生させないで育てていけば、丈夫な株になるので栽培しやすくなります。日の当たる水はけがよい肥沃土を選んで、種を蒔いていきます。

移植が苦手な植物なので、直まきできない場合は、ポット鉢などで苗に育ててから植えつけると良いでしょう。

本葉がでてきたら、株の間を50cmくらいの間隔で間引いていきます。耐寒性や耐暑性もありますが、寒い地方で育てる場合は、株元に腐葉土などを敷いて防寒するようにしてください。

乾燥させすぎないように、水をあげるようにして下さい。

蝶の幼虫やカメムシなどがつきやすいので、注意が必要です。