メドゥスイート
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学名=Filipendula ulmaria
別名=クィーンオブザメドゥ、セイヨウナツユキソウ
科名=バラ科
原産地=ヨーロッパ、モンゴル、アジア西部
利用法=薬用、食用、観賞用など
ハーブの特徴
イギリスでは、床に蒔くハーブの「ストローイングハーブ」としてよく使われ、抗炎症作用があることで、胃炎や胃潰瘍の治療薬としても使われていた植物。
現在使われているアスピリンの原料ともなっています。根を含めた草全体には、あまい香りがあり、夏の初めから夏の間にかけて、乳白色の雪のようにも見える小さな花を咲かせていきます。
利用法としては、花を香りづけとして、ジャムやシロップに使い、乾燥させたものを浸出すればお茶として飲めば、胸やけや熱風邪、軽い下痢などの症状を軽減することにに役立ちます。
育て方のポイント
植えつける場所に、堆肥などを施し土を耕しておきます。日の当たる、水はけと水もちのよい場所を選んで、春先ごろに種を蒔いていきます。
株分けをする場合は、株元に腐葉土などでマルチングして、乾燥させないようにします。
本葉が出てきたら間引きし、最終的に株の間を30cmくらいの間隔になるように、間引いていきます。
涼しい気候で育てるのに適している植物なので、夏場の強い日差しは出来るだけ当たらないようにしてください。
乾燥させすぎてしまうと、ハダニなどに襲われる危険性が高くなってしまうので注意が必要です。