ラムズイヤー
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学名=Stachys byzantina
別名=ウーリーべトニー、スタキス
科名=シソ科
原産地=トルコ、アジア南西部
利用法=ドライフラワー、ポプリ、観賞用など
ハーブの特徴
草全体が白い軟らかな毛に覆われている特徴的なハーブで、葉を触った感触が羊の耳を触った感覚に似ていることから、名がついています。
楕円のような形をした、しわのある葉を持ち、茎の先に夏の初めごろから夏の間にかけて、薄紫色の花を穂のようにして咲かせていきます。
利用法としては、切り取った花茎を小さな花束に加えると、アクセントになるのでかわいいでしょう。乾燥させたものはドライフラワーとして使います。
育て方のポイント
植えつける時に、有機質の化学肥料を元肥として与えておきます。日が当たるか半日かげで、水はけの良い場所を選んで、春ごろに種を蒔いていきます。
発芽したら、乾燥気味に育てて、本葉がでてきたら間引いていきます。土が湿っていると根が腐ってしまうので、あらかじめ、土に砂を混ぜるなどして、水はけをよくしておくといいでしょう。
梅雨時期は蒸れやすいので、込みあってきた下の葉を整理し、雨が直接当たらないようにします。
花が咲き始めたら、花茎から切り取って収穫して乾燥させます。