レモンバーム
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学名=Melissa officinalis
別名=メリッサ、コウスイハッカ、ビーバーム
科名=シソ科
原産地=ヨーロッパ南部、アジア西部、
利用法=食用、飲用、入浴剤など
ハーブの特徴
昔から、消化促進や鎮静などの効果がある葉を薬用として、料理などに香りづけとして使われていました。
草全体には香りがあるので、抽出された精油は、香水の原料として使われます。
柔らかい毛で覆われた、卵のような形をした緑色の葉を持ち、夏の初めから夏の間にかけて小さな白い花を咲かせていきます。
利用法として、刻んだ生の葉はマヨネーズやドレッシングに混ぜて香りづけとして使い、浸出したものをお茶として飲めば風邪の予防になります。
枝葉をお風呂に浮かべれば、リラックスや発汗効果がある入浴剤として使うことが出来ます。
育て方のポイント
生育が早く旺盛なので、育てやすいハーブですが、2年くらいで大株になるので、あらかじめ植えつける場所を考えてから育てる方が良いでしょう。
日の当たる水はけがよい、夏場の強い日差しがあまり当たらない場所を選んで、春ごろに種を蒔くか、苗を植えつけていくと良いでしょう。
ただし、種からの発芽は時間がかかるので注意してください。
株の間が60cmくらいの間隔になるようにしていきます。
夏場は乾燥させすぎないうちに、水をあげるようにしてください。
あまり株を大きくしすぎてしまうと、弱ってしまうので、春か秋ごろに株分けしていくと良いでしょう。