イブニングプリムローズ
-
学名=Oenothera biennis
別名=メマツヨイグサ、オオマツヨイグサ
科名=アカバナ科
原産地=北米東部
利用法=薬用、食用、観賞用など
ハーブの特徴
夏の初め頃から秋の半ば頃まで、香りのあるうすい黄色の花を咲かせます。夕方から咲き始めますが、季節が変わっていくと1日中咲いているようになります。
丈夫で繁殖力も強いので、道ばたなどでもよく見ることが出来る植物です。若い葉は、茹でたりいためたりして食べます。
甘みのある根は、茹でてサラダやシチューに使います。
種からとれるオイルは、スキンケアに使われるだけでなく、種に含まれるガンマリノール酸が更年期障害緩和やコレステロール値、血圧などを下げる効果があります。その他、悪化性の病気を癒す効果もあります。
育て方のポイント
日当たりが良く、水はけがよい場所で育てるのが良いでしょう。土質は特に問題なく、育てることが出来ますが、砂状の土質ならば自然に繁殖することが出来ます。
春から夏の初めごろに種をまき、秋ごろまでに、株の間が30cmくらいの間隔になるように、間引いていきます。
日当たりがよいほど、たくさんの蕾をつけていきます。
こぼれ種でも良く育ち、増えすぎてしまうので、利用目的があまりない場合には、花柄を早く摘んで、実をつけないようにした方が良いでしょう。
種を収穫する場合は、しっかりと熟してから収穫をします。根は、花が咲き終わってから掘り上げます。