カラミント
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学名=Calamintha nepeta
別名=レッサーカラミント、マウンテンミント
科名=シソ科
原産地=ヨーロッパ、ヒマラヤ西部、トルコ
利用法=食用、飲用、観賞用など
ハーブの特徴
全体的にミントと防虫剤が合わさったような香りが漂い、葉をつまむと更に強い香りがします。
ギリシャ語の「美しい」と「ハッカ」からできた名前が、「カラミント」だといわれます。昔は薬用として、一般的に使われていることもありましたが、今ではほとんど使われることはありません。
花付のものを乾燥させたものが、発汗促進などにも使われていました。
料理などには、葉を生のまま刻んで、肉や魚介類の料理に加えて臭み消しなどに使います。
丈夫で育てやすい植物なので、花壇などの縁取りとして育ててみるのもよいかも知れません。
育て方のポイント
日の当たる水はけがよい、弱アルカリ性の土質の場所で育てるのが良いでしょう。
植えつける前に、堆肥や元肥をしっかりと施しておけば、追肥の必要は、ほとんどありません。
耐寒性や耐暑性もあり丈夫なのですが、根腐れをおこしやすいので、梅雨時期は、水はけや風の通りをよくするようにして、蒸れさせないように注意してください。
出来るだけ日の光に良く当てるようにして、枝が込み合ってきたら整理するようにして下さい。
花か満開になったら、切り花として楽しむのも良いでしょう。
花が咲き終わった後に、全体が半分くらいなるように、刈り込むようにしてください。こぼれ種でもどんどん増えていきます。