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ホップ

 

ハーブの特徴

「ビール」の苦味や香りづけに使われることで知られている植物で、古代のエジプト時代は、薬として使われていました。

夏の終わりごろに黄緑色の雌花が咲いて、苞が成熟して、大きくなってくると苦味成分が含まれるホップ腺のある基部に付着していきます。

”ホップ”には、雄株と雌株がありますが、雌株が受粉してしまうと香りが失われてしまうことから生産地では、雌株だけを栽培し、周囲にある野生の雄株は除去されてしまいます。

利用法としては、雌花をお茶として飲めば、鎮静効果や消化促進効果を得ることが出来ます。

ただし、酸化しやすいので乾燥した花を使う場合は出来るだけ新しいものを使った方が良いでしょう。

育て方のポイント

つる性の茎が長く広がって伸びていくので、あらかじめ、丈夫な棚やフェンスを準備しておく必要があります。

また、根も深く入り込んでいくので植えつける前に、土に有機肥料を施しておきしっかりと耕しておきます。

日の当たる水はけがよく、風通しのよい場所を選んで、夏の初めごろに挿し木します。生長の度合いが品種や気温で大きく変わってくる植物です。

生長をみながら、必要に応じて葉を収穫してください。

伸びてきた枝は、春ごろに刈り取って下さい