マーレイン
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学名=Verbascum thapsus
別名=キャンドルウィック、コモンマーレイン
科名=ゴマノハグサ科
原産地=ヨーロッパ
利用法=薬用、ドライフラワーなど
ハーブの特徴
茎や葉はやわらかい毛に覆われ、まっすぐに伸びた茎の先に、穂のような形で、黄色い花をたくさん咲かせていく、特徴的な姿を見せる大型の植物です。
草丈が1~2mくらいにも生長するので、花壇の後方に植えつけてもよく映えアクセントとしても好まれるでしょう。
花や葉には、鎮静や抗炎症などの働きがあるので、そのまま使うか、乾燥させたものを煎じたお茶にして、風邪や気管支炎などに使われます。
花は乾燥させても色があせにくのでドライフラワーとして使うには最適ですが、花がもろいので扱いには気をつけてください。
育て方のポイント
丈夫な植物なので育てやすいのですが、水はけが悪い場所は避けるようにしてください。
日の当たる水はけがよい、乾燥した場所を選んで、春ごろに種を蒔いていきます。
発芽したら乾燥気味に育て、本葉がでてきたら間引き、最終的に株の間を60cmくらいの間隔になるように間引いていきます。
高温多湿には弱いので、梅雨時期はあまり雨などには当てないようにしてください
葉は植えつけた年に収穫し、花は開花時期に集めて収穫していきます。