ローゼル
-
学名=Hibiscus sabdariffa
別名=ロゼリソウ
科名=アオイ科
原産地=アフリカ北西部
利用法=食用、飲用、薬用など
ハーブの特徴
美しい花を咲かせるハーブですが、種を蒔いてから花が咲くまでに半年くらいかかってしまうので、種を蒔く時期が遅くなってしまうと、花が咲く時期が冬にずれ込んでしまうので、花を見ることが出来なくなってしまいます。
また、寒さに弱い植物なので、気温が13℃以上ないところでは冬を越すことが出来ないので、一年草として扱われています。
利用法としては、若い葉は、さっと湯に通してから炒め物やおひたしなどに使い、花びらを乾燥させたものから煎じたお茶にはビタミンCが豊富に含まれているので、疲労回復や利尿などに効果があります。
また、種には利尿や強壮作用があるので、煎ってから食用として使います。
育て方のポイント
特に土質を選ばなくても育てることは出来ますが、種まきの時期が遅くなってしまうと、花の時期がずれ込んで、花が咲かなくなってしまうので気をつけてください
日の当たる水はけのよい場所を選んで、春ごろに種を蒔いていきます。
発芽したら、2ヶ月に1回ほど有機肥料を与えてください。
夏の初めごろから生育が旺盛になってくるので、肥料不足にならないように気をつけてください。
夏場の強い日差しは出来るかぎり避けるようにして、地温が上がるのを防ぐようにします。丈が高くなってきたら、支柱などを立ててあげると良いでしょう。