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ローマンカモミール

 

ハーブの特徴

古代、エジプト時代のころから、薬用として利用されていた、もっとも古くから使われていたハーブのひとつです。

日本には明治の初め頃に渡ってきました。羽のような形についた葉にはリンゴのような香りがあり、伸びた茎の先には白色の花を咲かせていきます。

「植物の病気も治す」といわれている植物なので、「コンパニオンプランツ」としても利用されています。

この他の利用法としては、花を煎じたお茶には、抗炎症や鎮静作用があるので、気分を穏やかにしたい時や気を落ち着かせたい時などに効果があります。

寝る前のお茶として良いでしょう。乾燥させた花の浸出液は、入浴剤として使えば肌荒れを抑え、ローションとして使えば肌をなめらかにする働きがあります。

花と葉を乾燥させたものは、ドライフラワーやポプリにもよく使われます。

育て方のポイント

耐寒性があり、こぼれた種でも芽が出るほど丈夫なので、とても育てやすいハーブです。

日の当たる水はけがよい、やわらかい土の場所を選んで、春ごろに、種を蒔いていきます。

本葉が出てきたら間引きし、株間を15cmくらいの間隔になるように間引いていきます。

高温乾燥時期には、アブラムシやハダニなどの害虫に襲われやすいので、注意が必要です。花が満開になったら収穫して乾燥させます。