エルダー
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  学名=Sambucus nigra
 別名=エルダ、セイヨウニワトコ、ブラックエルダー
 科名=スイカズラ科
 原産地=ヨーロッパ温帯地域、アフリカ北部、
 アジア西部
 利用法=食用、薬用など
 
 
 
 
ハーブの特徴
たくさんの薬効があることから、エジプト文明の頃から使われ、ヨーロッパでは万病の治療薬として、「田舎の人の薬箱」とも呼ばれていました。
また、「キリストの十字架を作った木」ともいわれています。
高さが2~10mくらいになる落葉低木で、木の部分と葉には、臭いがありますが、葉から作られる塗り薬には擦り傷、打ち身や捻挫など外用薬として使われます。
春の終わりごろから咲かせる、星のような形をした、マスカットの香りを漂わせる白い花と、秋に熟して黒っぽい紫色になっていく、つやのある実は、ビタミンが豊富に含まれているのでジャムやフルーツソースなどにして食べれば体にとても良いでしょう。
 
育て方のポイント
ポット鉢などに種をまいて、苗を育てていきます。植えつける場所は、日が当たるか、半日陰になる場所で、水はけと水持ちがよく湿気を含んだ土が良いでしょう。
挿し木で育てる場合は、生長が早いので大きなコンテナなどに早めに移し変えた方がよいかも知れません。
根腐れを起こさないように、排水には十分注意が必要です。
日の光にしっかり当てるためと、風の通りをよくするために落葉期には選定を行うようにしてください。