エルダー
ハーブの特徴
たくさんの薬効があることから、エジプト文明の頃から使われ、ヨーロッパでは万病の治療薬として、「田舎の人の薬箱」とも呼ばれていました。
また、「キリストの十字架を作った木」ともいわれています。
高さが2~10mくらいになる落葉低木で、木の部分と葉には、臭いがありますが、葉から作られる塗り薬には擦り傷、打ち身や捻挫など外用薬として使われます。
春の終わりごろから咲かせる、星のような形をした、マスカットの香りを漂わせる白い花と、秋に熟して黒っぽい紫色になっていく、つやのある実は、ビタミンが豊富に含まれているのでジャムやフルーツソースなどにして食べれば体にとても良いでしょう。