キャットニップ
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学名=Nepeta cataria
別名=イヌハッカ、チクマハッカ
科名=シソ科
原産地=ヨーロッパ、アジア南西部、中国、朝鮮半島
利用法=飲用、食用、観賞用など
ハーブの特徴
薬効成分が高いということで使われてきた植物で、猫が好む成分が含まれており、酔っ払った様子になることから”キャットニップ”という名前がつけられたといわれています。
昔のヨーロッパでは、紅茶が出回るまでは、ハーブティーとして飲まれていました
また、若い葉はサラダにして食べられていましたが、今ではサラダとして食べられることはありません。
夏のはじめ頃から夏の間、シソに似たような赤紫色の細かい斑点模様のついた白い花を咲かせていきます。
明るい緑色の葉は、猫を喜ばせる「ハッカ」の香りがあります。葉と花の先にはビタミンCが含まれているので、浸出液には熱を緩和させる作用があります。
育て方のポイント
日当たりがよいか半日陰になる、水はけのよい場所で育てるのが良いでしょう。植えつける前に、堆肥や元肥をしっかり入れておくと追肥しなくても大丈夫です。
種をまく場合は秋ごろ、さし芽の場合は春ごろがよいでしょう。
春先にから大きく成長してくるので、肥料が足らない場合は不足しないように追肥してください。
夏の西日には弱いので、乾燥させすぎないように気をつけてください。大きく育つので、葉を使う場合は、伸びすぎる茎を切り取ってください。
草丈はある程度低く抑えるようにして、育てていくほうが良いでしょう。
猫に荒らされないように、網などを張るなどして対策してください。