センテッドゼラニウム
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学名=Pelargonium spp.
別名=ニオイテンジクアオイ、ニオイゼラニウム
科名=フウロソウ科
原産地=アフリカ南部
利用法=食用、薬用、観賞用など
ハーブの特徴
化粧品や食品などの香料として使われるハーブで、やわらかい毛で覆われた、鋸のような形をした緑色の葉には強い香りがあり、春ごろから夏の間にかけてうすいピンク色の花をたくさん咲かせていきます。
中でも有名なものとしては”ローズゼラニウム”で、バラのような香りがします。他にも、ミントやレモンなど品種によって、さまざまな香りのするものがあります。
生の葉をジャムやケーキなどのお菓子の香りづけとして使います。
しかし、味が良くないので、香りづけに使ったら葉を取り出します。花はそのままデザートやサラダなどに添えておくと良いでしょう。
育て方のポイント
日の当たる水はけがよい、肥沃な土の場所で乾燥気味に育てていきます。春の初めごろに種を蒔いていき、発芽して本葉が出たら間引いていきます。
生長が旺盛になってくる頃は、肥料が切れないように気をつけてください。
高温多湿には弱いので、梅雨時期に株が弱らないように、伸びすぎた枝などを切って風通しをよくして下さい。
冬の霜が当たらないところであれば、そのまま越冬できます。葉を収穫する場合は、花が咲く直前が良いでしょう。