タラゴン
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学名=Artemisai dracunculus sativa
別名=エストラゴン
科名=キク科
原産地=中央アジア、ロシア南部
利用法=食用、薬用など
ハーブの特徴
細く繊細な葉には”アニス”のような香りがありますが、一見、普通の草にしか見えないかも知れません。
茎の先端に2mmくらいのごく小さな白い花を咲かせる事もありますが、ほとんど見られることはないでしょう。
葉には、ビタミンAが豊富に含まれているので、フランス料理やサラダなどの風味づけには欠かせないものとして使われています。
また、ビネガー付けにした葉は、ドレッシングやソースなど幅広く使うことが出来ます。
その他、葉から浸出したお茶には食欲増進や消化促進、利尿効果の働きもあります
育て方のポイント
種がつかないので、苗を入手するか株分けして育てていきます。日の当たる水はけのよい、あまり風の当たらない場所を選んで、植えつける前までに堆肥を施しておきます。株の間を30cmくらいの間隔で植えつけていくと良いでしょう。
乾燥した土の好むので、水のあげすぎや日照不足になってしまうと、急に成長が悪くなるので気をつけて下さい。
やわらかい葉なので、収穫するときは、丁寧に扱うようにしてください。
伸びてきた枝を切る場合は、夏の終わり頃に全体の3分の2くらいまでにとどめてください。あまり切り過ぎてしまうと生長しなくなってしまいます。
秋になったら、株の周りに腐葉土や堆肥を敷いて、冬越えの対策を行ってください。冬の寒さに当てたがよいので、室内には入れず屋外で冬越えさせるようにしてください。