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ローズ

 

ハーブの特徴

 

ローズ系の花は多種多様なので、使用目的によって使われる品種が異なってきますが、大きく分けると、”ワイルドローズ”・”オールドローズ”・”モダンローズ”の3つの系統になります。

ハーブとしてもっともよく使われているのが、オールドローズの代表とも言われる、”ロサガリカオフィキナリス”で、香り高いことから、ジャムやシロップの材料やリキュール類の香りづけなどにも使われています。

また、オールドローズは薬効成分が高く、消炎や強壮作用があるので、花びらをお茶にして飲めばリラックス効果を得ることが出来ます。

果実にはビタミンCが豊富に含まれているので、ケーキなどのお菓子に入れたり、お茶として飲んでも良いでしょう。

その他、”ダマスクローズ”がローズオイルやローズウォーターの原料としてよく使われています。

育て方のポイント

植えつける前に、堆肥や元肥を施してしっかりとした土を作っておきます。日の当たる水はけがよく、風通しのよい場所を選んで育てていきます。

しかし、挿し木をする場合は、なかなか根がつきにくく、接ぎ木する場合にも技術が必要なので、初心者や自信がない場合は、予め、苗木を準備して、植えつけていく方が良いかも知れません。

表面が乾いていなくても、地中は乾いている場合があるのでしっかりと水をあげるようにして、追肥することも忘れないようにしてください。

梅雨時期や花の開花時期には、うどんこ病や黒点病、アブラムシ、コガネムシなどの病害虫に襲われることが多いので、薬剤などを散布してしっかりと防除するようにしてください。