ニットボーン
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  学名=Symphytum officinale
 別名=コンフリー、ヒレハリソウ
 科名=ムラサキ科
 原産地=ヨーロッパ、西アジア
 利用法=薬用、肥料など
 
 
 
 
ハーブの特徴
草に含まれる栄養素が豊富で、葉にはカルシウムやカリウム、ビタミンA、ビタミンCなどの成分が含まれている、タンパク質も多く含まれているので、日本でも若い葉を天ぷらや炒め物にして食べられていましたが、近年では草の全体に発がん性物質が含まれている可能性があることが疑われ、食用として使うことは控えた方が良いと思います。
夏ごろの小さな筒状の花を咲かせますが、茎や葉には剛毛があり、触ると皮膚炎を起こす可能性がありますので、注意が必要です。
乾燥させた根や葉には炎症を抑える効果があるので、捻挫や打ち身などの湿布薬として使うことが出来ます。
その他、葉と茎を刻んだものを堆肥に入れれば、良質の肥料を作ることが出来ます。
 
育て方のポイント
生命力が強く、大きくなりすぎてしまうことがあるので植えつける場所はあらかじめきちんと選んでおいたほうがよいです。
植えつける前に、堆肥をしっかりと混ぜ込んだ土をよく耕しておきます。
日の当たる水はけがよく、風通しのよい湿気分を含んだ場所に種を蒔いていきます。一度植えつけてしまえば、そのままにしておいても、数年の間は収穫することが出来ます。
株の間は、50cmくらいの間隔になるようにしていくと良いでしょう。
夏の終わりごろに、たっぷりと天然肥料をあげておけばしっかりと栄養を貯えていきます。