カレンデュラのページ

カレンデュラ

 

ハーブの特徴

日本では”キンセンカ”としてお馴染みの花で、仏前にお供えする花として使用されています。古代ヨーロッパでは料理や調味料の色づけとして使われていました。

直径4~7cmくらいの黄色やオレンジ色の花が春先から楽しめ、品種もとても多いので、今では園芸用として花壇や鉢植えで使われることの方が多くなっています

利用法としては、お供え用の花以外には、”サフラン”の代わりに花びらをお米に入れて炊くと、色をつけることができます。

生の花は、若い葉といっしょにサラダやシチューに彩りとして散らすと良いでしょう。

花びらから浸出したものをお茶として飲めば、殺菌や消炎作用があるので消化不良や月経不順を和らげる働きもあります。

育て方のポイント

湿気分が多くなければ、特に土質に関係なく育てることができます。日の当たる水はけのよい場所を選んで、秋の初めごろに種を蒔いていきます。

本葉が出てきたら間引きし、最終的には30cmくらいの間隔になるように、間引いていきます。

チッ素肥料を多く与えてしまうと、葉ばかりが大きくなりすぎてしまうので気をつけてください。

梅雨の時期は蒸れやすいので、風通しよくするか、涼しい場所に移した方が良いでしょう。花が咲き始めたら、収穫できます。

咲き終わった花柄はこまめに摘み取った方が、続けて花を咲かせることが出来ます

比較的育てやすい植物ですが、乾燥させすぎてしまうとハダニなどの被害を受けてしまうので注意が必要です。