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ヨモギ

 

野菜の特徴

道端などでよく見かけることがあり、草もちの材料としても使われ、香りのある鋸のような形の葉をもつ植物です。

よく知られているものでは「草もち」で使いますが、沖縄では”フーチバー”といわれ、天ぷらやお茶など食用としてだけでなく、葉や茎を湯船に浮かべて入浴剤としても使われています。

栄養価としては、食物繊維、鉄分、カルシウム、ビタミンAなどが豊富に含まれているので、健康野菜ともいうことが出来ます。

葉にはあくがあるので、茹でてあく抜きしてから料理などに使うと良いでしょう。天ぷらや油いため、あえ物などにしても美味しく食べることが出来ます。

育て方のポイント

近くの原っぱなどで自生しているものを、根の部分を切らないように掘りあげて、茎や葉を切り落として植えつける苗とします。

自生しているものがない場合は、あらかじめお店などで入手しておいて下さい。

植えつける場所に、堆肥や腐葉土などを施しておき、土をよく耕しておきます。

株の間が30cmくらいの間隔になるように、植え穴をあけたところにたっぷり水を入れ、水が引いたら苗を植えつけていきます。

20日に1回くらいの割合で、化成肥料などを株元に施し土寄せします。

生長をみながら、やわらかい葉を切り取って収穫していきます。

草もち用として使う場合は、若い芽を収穫します。

プランターなどで育てる場合は、大きく広がっていく根なので大きめのプランターに植えつけて、3年ごとに株分けして更新していく方が良いでしょう。