アピオス
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学名=Apios americana
イモ類
科名=マメ科
原産地=アメリカ、ヨーロッパ、アジア西部
野菜の特徴
アメリカの先住民がスタミナ源として利用していた栄養豊富な野菜で、日本では主に家庭用として育てられています。数珠のようになるイモは、ホクホクとした食感とマメのような風味があります。
また、夏の初めごろにきれいな赤紫色の花を咲かせるので観賞用としても楽しむことが出来ます。
花は香りも良いので早めに摘み取ってお茶として利用することもでき、イモの生長促進にもなります。栄養成分としては、カルシウムや鉄分、食物繊維、タンパク質がとても多く含まれているスタミナ野菜なので、冷凍しておけば長期間保存することが出来ます。
スープや素揚げにしても美味しく食べることが出来るでしょう。
育て方のポイント
あらかじめ種イモを園芸店などで購入しておきます。植えつける2週間くらい前までに、苦土石灰を施し土をよく耕しておきます。
植えつける1週間くらい前に、堆肥や化成肥料などを施し再度土をよく耕しておきます。
植えつける場所に、芽のある方を上に向けて株の間が50cmくらいの間隔になるように、種イモを植えつけていきます。
発芽してつるが伸びてきたら、支柱などを立ててつるを誘引していきます。花が咲き始めたら、イモを太らせるため、早めに摘み取るようにしてください。
化成肥料などを月に1回くらいの割合で、溝の片側に施し土を混ぜて株元に土寄せしてください。
霜が降りてくる頃になって、地上部分が枯れてきたら収穫することが出来るので、つるを刈り取ってから掘りあげて収穫してください。