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オカノリ

 

野菜の特徴

ヨーロッパ原産のフユアオイから出来た変種で、日本では奈良時代頃から栽培されていた野菜です。

乾燥した葉を揉んだものや茹でたものが、「海苔」のように見えることからその名がつけられています。夏の初め頃に薄い赤色の小さなかわいらしい花を咲かせます。

利尿作用や便秘解消などに効果があるだけでなく、ビタミン類やカルシウムも多く含まれる健康野菜でもあります。アクはないのですが、少し「ぬめり」があります。

やわらかい葉を刻んで味噌汁に入れたり、天ぷらや炒め物、火であぶって海苔の代わりとしても使うことが出来ます。

育て方のポイント

植えつける前に、堆肥などを施して土をよく耕しておきます。種を1cmくらいの間隔で筋蒔きしていきます。

蒔き終わったら、土を軽くかぶせて手のひらで押さえるようにして、水をたっぷりとあげて下さい。発芽して、本葉が2枚くらい出てきたら間引きしていきます。

本葉が4枚くらいまで育ってきたら2回目の間引きを行い、株の間が20cmくらいの間隔になるようにしていき、化成肥料などを追肥して軽く株元を土寄せしておきます。

草丈が20cmくらいになったら収穫することが出来るので、若い葉や茎をハサミなどで切って収穫していきます。