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カリフラワー

 

野菜の特徴

普段食べているのは、茎の先端にできる球状になった花蕾のかたまりの部分です。

乾燥には強いほうですが湿度には弱いので、水はけの良い場所で育てるのが良いでしょう。家庭菜園で育てる場合は、数種類の品種を混ぜて育てるようにすると収穫の時期が広がり、長く楽しむことができます。

栄養成分としては、発ガン抑制効果のある、アブラナ科特有のイオウ化合物「イソチオシアナート成分」を含み、ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンCも多く含まれています。

その他、カリウムも比較的多く含まれていますが、損失を防ぐために茹でる時間を短くしたほうが良いでしょう。

新鮮なものであれば生でもおいしいので、レモン汁を入れた冷水に浸してあく抜きします。子供に食べてもらうには、「揚げる」のが一番良いようです。

育て方のポイント

植えつける1ヶ月くらい前までに苦土石灰を施し、土をよく耕しておきます。植えつける前に堆肥と化成肥料を施し土を耕しておきます。

ポット鉢などに種を蒔いて、発芽したら本葉が5枚くらい出てきた苗に育てていきます。

植えつける場所に、株周りの土を押さえて倒れないようにしっかりと苗を植えつけます。植えつけた後に、たっぷりと水を上げてください。

植えつけてから、2週間もするとしっかりと根づいてきますので、化成肥料を追肥します。

葉が20枚くらいになったころ、花芽をつけてきますので、再度追肥をします。

花蕾の直径が7~8cmくらいになったころ、外葉を数枚まとめて花蕾を包み、紐などで結んでおきます。葉が良く育っている場合には必要ありません。

こうしておくと、花蕾が黄色く変色することがなく、真っ白に作ることができます。花蕾の直径が15cmくらいになったら収穫できます。