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野菜の特徴

大きく育ってくると、葉の内側の茎の部分がこぶのように突起してくるところから、その名がついている野菜で、こぶのまわりの若い葉と半結球した中心の葉を食用とします。

やわらかく質がよいこぶは、外の葉を一緒に漬け物にすれば歯ざわりに特長のあるものができ、炒め物にしても風味がよいものができます。

栄養成分としての含有量はそれほど多くはありませんが、ビタミンやミネラル、辛味成分などが含まれています。

育て方のポイント

酸性土壌には弱いので、植えつける2週間くらい前までに、石灰をまいて中和し、土をよく耕しておきます。植えつける1週間くらい前に、堆肥や油かすなどを多めに施し土を返しておきます。

植えつける場所に、直まきしても大丈夫ですが、大株に育てるためポット鉢などで育ててから植えつけるほうが良いかも知れません。

ポット鉢などに種を蒔いて、本葉が5枚くらいの苗に育てていきます。株の間が40cmくらいの間隔になるように、苗を植えつけていき、株のまわりに化成肥料をまいて土に混ぜ込んでいきます。

隣り合った葉が重なり始めた頃に、2回目の追肥を行い、通路側の土を寄せていきます。

草丈が30cmくらいまで大きくなって、葉の内側のこぶが約3cmで長さが約5cmくらいまで大きくなったら収穫することが出来ます。

こぶの大きさをみながら、大きくなりすぎないうちに収穫するようにしてください。