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タカナ

高菜

 

野菜の特徴

漬け物として使われることが多く、昔から育てられているピリッとした辛味と香りが持ち味で地方での品種が多い野菜です。

草丈が1m以上にも生長することから名が付けられたというだけあって、葉は幅が広く肉厚で大きく、大株になるとかなりの重さになります。

栄養成分としては、ビタミンやミネラル、辛味成分はそれほど多くはありませんが栄養豊富な野菜でもあります。漬け物はもちろんのこと、あえ物や煮物などにして食べると良いでしょう。

育て方のポイント

質のよいものを収穫するために、良質の堆肥や肥料を元肥として施しておく必要があります。植えつける前に、堆肥や化成肥料を施し土をよく耕しておきます。

ポット鉢などに種を5粒くらい蒔いて、発芽して本葉が出てきたら間引き、最終的に本葉が5枚くらいついた苗を1株育てていきます。

株の間が40cmくらいの間隔になるように苗を植えつけていき、株の周りに化成肥料などを施していきます。葉と葉が重なり始めてきた頃に、2回目の追肥を行ない、土寄せしていきます。

一般的な気温の平地で作る場合は、冬場の寒さで葉が傷まないように、ビニールトンネルなどを作り防寒してください。

ただし、トンネル内の気温が上がりすぎないように気をつけてください。

株が大きくなったものから株元から刈り取って収穫していきます。春になって暖かくなってきたら、とうが伸びてくるので10cmくらいになってきたら、とう立ちする前に切り取って収穫します。