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ナガイモ

長芋

 

野菜の特徴

はんぺんや練りものなどの加工品によく使われるヤマイモの仲間ですが、水分が多めでねばりが弱く、さくさくとした歯ごたえのある野菜です。

デンプン分解酵素の「アミラーゼ」と「ジアスターゼ」という成分が含まれているので、すりおろしたり細かく刻んで使う方が働きが良くなるのでスタミナ野菜として、煮物や山掛けなどにして食べると良いでしょう。

育て方のポイント

連作障害が出やすい植物なので、4年間くらいは育てたことのない場所を選んで、植えつける1ヶ月くらい前に堆肥や石灰などを施して深くよく耕しておきます。

しっかりと管理された土壌病などにかかっていない種イモを準備して、株の間が30cmくらいの間隔になるように植えつけていきます。

つるが伸び始めてきた頃に、株の間に化成肥料などを追肥していきます。

さらにつるが伸びて1mくらいまで育ってきた頃に、2回目の追肥を行い、その後は生長を見ながら2回くらい追肥してください。

つるを上へ向けて伸ばすので、なるべく高い支柱を立てるようにします。

つるが垂れ下がってしまうと、ムカゴがついてしまうのでイモが肥大しなくなってしまいます。

収穫する場合、折れやすいので土をていねいに掘ってから収穫してください。