このページでは、土壌酸度について紹介しています。
今まであまり気にせずに野菜作りをしてきた方にも参考までにご覧になってもらえたら嬉しいです。
土壌酸度を適切に管理することで更に収穫量アップ!!
土壌酸度って?:野菜には、その野菜にあった適切な酸度があるとされています。
土壌酸度とはpHで表現され、7.0pHがちょうど中性となりこれ以下が酸性、これ以上がアルカリ性となります。
日本国内の土壌は、まず酸性土壌のはずですので、例えば酸性土壌が苦手なホウレンソウを作ろうと思ったら、苦土石灰などで酸度を調整します。
(例えば、酸度5.5pHを6.5pHの酸度にする)石灰には酸度を中和しアルカリ性に近づける働きがあります。また、酸度は、一度改善しても雨などが降れば自然と酸性になっていくものなので定期的に確認した方がいいでしょう。
通常、ほとんどの野菜は6.0~6.5pHで栽培できますが、ホウレンソウのように酸性土壌に弱く6.0pH以下だと発芽しないといったものもあり、逆にジャガイモは5.0~6.0pHで良く育ち、6.0pH以上の酸度だと病気になりやすいということもあるので適切な管理ができるといいでしょう。
これがすべてではありませんが土壌酸度計はホームセンターなどで5000円前後で購入できますので、購入して確認してみてはどうでしょうか?
本格的に家庭菜園や花などを育てている方なら、あっても損はしないと思います。
注意点としては、酸度を調整するのは、植えつけの4週間から2週間前に行うことと石灰だけだと土を固くしてしまうので、堆肥もあとから混ぜてやることです。
代表的な野菜の適正な土壌酸度を表にしてみました。→こちらです。